越前市北新庄地区ゆかりの世界的水晶学者、市川新松の功績をたたえる「市川新松先生・市川鉱物研究室」顕彰会の発足式が十二日、同市北新庄公民館で開かれた。地元住民約八十人が出席し、郷土の偉人が残した功績を後世に引き継いでいくことを誓った。

 発足式で、顕彰会の眞目秀昭会長は「地区の偉人を顕彰会という形で掘り起こすことができうれしい。活動を通して地元住民の機運を高め、文化発展に生かしていきたい」とあいさつ。奈良俊幸市長も「学ぶことの素晴らしさや尊さ、先生の成果をしっかりと引き継いでほしい」と激励した。

 記念事業では、福井市自然史博物館の吉澤康暢館長が鉱物研究室の内部や研究成果を紹介。パネルディスカッションでは、市川を通じた町おこしのあり方について意見を交わした。