農業クラブ全国大会の平板測量競技部門で優秀賞に入賞した(左から)白崎さん、坂根さん、広瀬さん=10日、福井県若狭東高

 日本学校農業クラブ全国大会(10月26日、大阪府吹田市)の平板測量競技部門で、福井県の若狭東高3年の女子チームが上位に贈られる優秀賞を獲得した。同校の受賞は4年連続9度目で、女子だけのチームの入賞は福井県勢で初めて。

 3人は地域創造科地域開発コースの坂根京香さん(18)、白崎菜摘さん(17)、広瀬麻琴さん(18)。4チームが参加した7月の県大会で100点満点で優勝し、福井県代表に選ばれた。

 全国の農業系高校の生徒が加入している同クラブが主催する全国大会には49チームが出場。定められた六つの測点の距離や面積を測り、面積の正確さや作業時間、図面の仕上がり具合などの点数を競った。若狭東高チームは上位16チームに入る好成績を収めた。

 測量では制限時間内に巻き尺やポールを使って30メートル四方を走り回る必要がある。3人は昨年6月から練習を始め、今年5月からはほぼ毎日特訓を重ねて、効率的な動きを身に付けてきたという。「最優秀賞(1位)を狙っていたので少し残念だが、男子が多数を占める中で入賞できてうれしい」と坂根さん。白崎さんは「大会までの練習で精神的な面も鍛えられた」と話し、広瀬さんは「特に夏場の練習はつらかったが、報われてよかった」と喜んでいる。

 指導してきた中林春男教諭(42)は「3人は持ち前の丁寧さと正確さ、高い技術力で体力面をカバーした。男子に負けない頑張りを今後の進路に生かしてほしい」と話している。

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