北陸新幹線の敦賀以西ルートなどを協議する与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)メンバーで、PT下部組織のルート検討委員会委員の高木毅前復興相は7日、「9日に予定されていた検討委は見送られる見通し」と明らかにした。11日にも開かれる与党PTに、国土交通省がルート3案の調査結果を提示するとみられる。

 国交省は▽小浜・京都▽舞鶴経由▽米原—の敦賀以西3ルートについて、それぞれの概算事業費、所要時間、需要見込みなどを4月下旬から調査している。与党PT座長の茂木敏充・自民党政調会長はこれまでに「調査結果はまずPTに提示する」との方針を示していた。

 11日の与党PTには検討委メンバー(9人)も加わり、国交省から調査結果の説明を受ける見通し。その後、検討委が16日からルート選定の議論を本格化させる。12月21日まで週1回のペースで会合を開き、与党PTに中間取りまとめを報告。年末までに与党PTがルートを決定する方針。

 ただ、3ルートの沿線自治体や国会議員が、誘致に向けた要望活動を活発化させており、選定の議論は難航も予想される。本県が要望している年内の小浜・京都ルート決定に向け、ヤマ場を迎える。

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