鯖江の新土産のあめ「アメガネ」。発表に合わせてトークセッションも開かれた=6日、福井市のハピリン

 福井県鯖江市の地域活性化プランコンテストから生まれた鯖江の新土産「鯖江アメガネ」の発表会が6日、福井市のハピリンで開かれた。文字通り、鯖江の特産である眼鏡枠の形をしたあめで、さまざまな眼鏡枠を連想させるカラフルな色彩。参加者からは「眼鏡のまちをアピールできる」「小ぶりのパッケージで多くの人に配れる」といった声が上がっていた。

 新土産開発のきっかけは、今年1月の第3回おとな版鯖江市地域活性化プランコンテスト。鯖江を「眼鏡のテーマパークにする」という計画「メガネーランド構想」で最優秀賞に輝いた熊本雄馬さん(38)=福井市=が、テーマパークにお土産は不可欠と構想実現に向けた第1弾として開発した。自らが勤める眼鏡素材の商社「キッソオ」(鯖江市)の新商品に位置付け、これまで商品開発でタッグを組んできたデザイナー金谷勉さん(大阪市)とネーミングや形状、味、包装デザインなどを考えた。

 製造は越前市の老舗「朝倉製菓」が担当し、駄菓子の伝統的な製法で合成着色料を使わずにカラフルに仕上げた。

 「あめ」と「めがね」を掛け合わせた「アメガネ」はオレンジ、レモンなどの五つの味。懸命に働く眼鏡職人の汗からイメージした塩味もある。名刺より一回り大きな小箱は眼鏡型にくりぬかれており、鮮やかなあめが眼鏡のデザインのように見える。10粒で540円(税込み)。1カ月後をめどにハピリンや鯖江市内の土産店で販売される予定。

 発表会では、開発関係者やおみやげに詳しい専門家、学生らが登壇したトークセッションも行われた。「バレンタインの贈り物に使える」「抹茶味などの大人アメガネも作ってほしい」などの意見が出た。まちづくりを研究テーマにしている県立大の江川誠一講師は「お土産が鯖江のアイコンとなり、鯖江を代表する武器に育っていってほしい」と期待を込めた。

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