山田事務局長(右)から“全麺対決”の再戦状を受け取る松江会長=4日、福井県坂井市丸岡町霞町1丁目

 福井県坂井市の「越前おろしそば」と香川県丸亀市の「釜玉うどん」のどちらが格上かを再び競う“続・全麺対決”が12日、舞台を丸岡城に移して行われる。4日は雪辱を期す丸亀市の偵察隊8人が丸岡城を訪問、「このままではうどん県の名がすたる」などと述べ、連勝を狙う坂井市に再戦状をたたき付けた。両者は特産を通じた熱い対決を前に気勢を上げていた。

 “全麺対決”は、坂井市の丸岡城と丸亀市の丸亀城が、ともに「現存12天守」という縁で実現した。先に300食を売り切った方が勝ちで、今年9月に丸亀城で行われた初戦では、坂井市が開始から45分で勝利した。

 丸岡城天守のふもとで偵察隊長の山田哲也・丸亀市観光協会事務局長が「前回の屈辱を晴らすべく再度全麺対決を申し込む。覚悟はよろしいか」と梶正治・丸亀市長名の再戦状を読み上げた。

 坂井市を代表し松江輝雄・城のまちまちづくり協議会長が差し出された釜玉うどんを試食。「これはうまい。だが越前おろしそばも負けてはいないぞ。皆の者、戦の準備をせい」と号令をかけた。甲冑(かっちゅう)姿の2人ががっちりと握手し、正々堂々と戦うことを誓った。

 山田事務局長は「釜玉うどんの魅力を全面に出していく。まろやかで腰のあるうどんを楽しんでほしい」と意気込みを語った。松江会長は「今回も勝ちたいが、丸亀城とも仲良くしていきたい」と余裕をみせていた。

 対決は「丸岡城紅葉まつり」の一環として実施。12日午前10時から、霞ケ城公園周辺で行う。当日は300食を売り切った後も、釜玉うどんとおろしそばを販売する。

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