日本原電敦賀原発1号機(奥)、2号機(中央)と原子力機構の新型転換炉「ふげん」=2016年1月、福井県敦賀市

 日本原子力研究開発機構は4日、廃炉作業中の新型転換炉ふげん(原子炉廃止措置研究開発センター、福井県敦賀市)で、今月2日に管理区域の廃棄物処理建屋地下1階にある排水受けから約6千リットルの水が床にあふれたと発表した。放射性物質は含まれず、周辺環境への影響はないとしている。

 原子力機構によると、同2日午前11時20分ごろ、保守担当の職員が同建屋地下1階の床面に水があふれているのを見つけた。

 配管などを洗浄した水を流す系統の点検を行うために閉止した二つのバルブを、同日午前10時ごろ開放し水を流した。排水受けにあるバルブの開閉状況を確認しておらず、約1時間20分にわたって、想定以上の水(約1万リットル)が流れ、排水受けの容量(約4千リットル)を超えてあふれたという。原子力機構は原因を調べている。

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