客から預かった日本刀を返却しなかったとして業務上横領などの罪に問われた福井市、刀剣類販売・修理会社「勝山剣光堂」代表取締役勝山智充被告の第3回公判が31日、福井地裁であった。業務上横領の追起訴審理が行われ、勝山被告は「間違っています」などと起訴内容を否認し、別の業務上横領の罪を審理した第2回公判に引き続き無罪を主張した。

 起訴状などによると同被告は2011年12月ごろ、福井市の無職男性から刀身の傷の補修などの依頼を受け、預かり保管していた刀など(計78万円相当)を返却せず、刀の所有者名義を被告名義に変更するよう届け出し横領したとされる。

 同被告は「既に相殺されており、(自分のものなので)預かり保管ではない」などとし横領を否認した。

 一連の事件で同被告は銃刀法違反(所持の禁止)の罪や、別の業務上横領罪、強制執行行為妨害罪にも問われている。被告は、模造拳銃の所持以外の起訴内容を否認し無罪を主張している。検察側はさらに追起訴する方針。

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