PLANT(本社福井県坂井市、三ッ田勝規社長)は28日、2021年9月期までの中期経営計画を発表し、今後5年間で8店舗を新規出店して現状の23店舗(休止中の福島県・大熊店を除く)体制から31店舗体制を目指すことを明らかにした。同社は「出店を加速する皮切りとして17年の秋から冬にかけ、まず1店舗をオープンする」と説明。現時点で出店場所は公表していないが、島根県出雲市とみられる。

 同社の新規出店は14年9月開店の「スーパーセンターPLANT淡路店」(兵庫県淡路市)以来。島根県のホームページによると、大規模小売店舗立地法に基づく新設届け出があり、既に告示されている。告示内容によれば、店舗面積は約7700平方メートル。淡路店などと同じ「2300坪タイプ」となる見込み。

 同社は近年、財務健全化方針を優先してきたが、自己資本比率が40%を超えるなど一定の成果があったと判断。島根県への出店を機に、一気に規模拡大へかじを切る。昨年10月時点では「22年9月期をめどに新規30店出店」との構想を公表していたが、「出店候補地の条件を高く設定して絞り込んだため、当初よりは緩やかな出店計画となった」(三ッ田社長)としている。

 中期経営計画では▽新規出店による企業規模拡大▽商品力向上▽接客などの店舗運営力向上—を3本柱に位置付け、21年9月期の売上高目標を1100億円とした。5年後の総従業員数は現状の約3800人から5千人規模となる。

 また同社は、役員に譲渡制限付き株式報酬制度を導入することや、取締役の任期を現行の2年から1年に短縮することを発表。社外取締役に県立大キャリアセンター副センター長の中里弘穂教授を選任することも内定した。社外取締役は2人体制となる。いずれも12月の株主総会で正式決定する。

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