福井県教育委員会は27日、高志高理数科について、現中学2年生が受験する2018年度入試から募集を停止すると発表した。中高一貫教育校の県立高志中の第1期生の入学をにらんだ措置。高志高は1学年当たり、理数科1クラス分を加えて普通科7クラス(うち3クラス分が高志中出身者)となる。

 高志中は1学年90人の3クラスで、原則高志高へ入学する。中学3年修了時には高校1年の数学1、Aを学び終え、理科も一部先取りする。高志中生と外部生との学習状況が異なるため、高校では18年度から単位制を採用し、別々に授業を行う予定。県教育委員会は「高志中生と外部生が一緒に学ぶ上、それぞれが文系、理系に分かれるため、カリキュラムが複雑化することが予想される」とし、普通科に一本化するとした。

 高志高理数科は1969年度に創設以来、1学年当たり1クラス約40人が在籍。最先端機器を使った実験などに取り組んできた。同校は03年度から理数系科目を重点的に実施する文部科学省の「スーパーサイエンス・ハイスクール(SSH)」指定を受けている。

 高志高理数科と、19年度末に閉校する武生高池田分校は今回が最後の募集となる。福井赤十字病院内(福井市)にある福井東特別支援学校月見分校は今回から小学部〜高等部の募集を停止し、17年度からは分教室として運営する。

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