地球と大接近している火星。表面の黒い模様や、上下の白い極冠が見える。火星表面での砂嵐が落ち着けばよりくっきり見えるようになる=7月11日、福井県大野市から橋本恒夫さん撮影

 県内の量販店でも、接近に合わせ商戦に力を入れている。福井市のケーズデンキ福井北店では、天体望遠鏡のコーナーを設置。おすすめ商品に「火星が地球に大接近!」のPOPを貼り、熱く売り込む。

 売り場担当の礒松新之介さんによると、火星観察には、100倍以上のレンズで、口径が80~100ミリの望遠鏡が必要という。さらに、星の動きに合わせて望遠鏡を微調整できる「微動装置」が搭載されていることも重要だ。

 売れ筋商品は、約1万5千~4万5千円ほど。31日の最接近に向け、礒松さんは「夏休みの自由研究や他の星の観察にも適した商品がそろっている」と話した。

 関連イベントも県内各地で行われる。福井市セーレンプラネットでは13日、火星由来の隕石(いんせき)などを展示する特別展「火星探検に行こう!」が始まった。7月26日から8月20日までの期間限定で「惑星探査ローバー」の展示も行う。県児童科学館は28日午後8時から、8月11日午後8時半から火星と星々の観察会を予定している。

 大野市の県自然保護センターは7月31日午後7時半から、県内で最も大きな口径80センチ反射式望遠鏡を用いた特別観望会を予定している。
 

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