9月の長雨は、福井県内のクリーニング店に思わぬ影響を及ぼしている。カビが生えた衣服の持ち込みが増えているという。

 福井、石川両県で店を展開している黒川クリーニング(本社福井県坂井市)の担当者は「例年、ジャンパーなどの革製品は冬に着て、春先に店に持ち込まれるが、今年はこの時期に持ってくる人が多い」。

 冬に着ようとクローゼットをのぞいてみたら、カビが生えていたというケースで、礼服などの持ち込みも例年より増えているという。

 担当者は「8月は暑い上に湿気が多く、9月は長雨と、カビが繁殖しやすい環境だったのだろう」。対策については「タンスやクローゼットから時々服を出し、風に当てたり、除湿器をかけること」と話している。

 福井地方気象台によると、福井県では9月中旬から曇りや雨の日が多く、9月の福井市の降水量は平年比135%、日照時間は同71%。敦賀市の日照時間は統計開始以降、3番目に少なかった。

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