堺ブレイザーズ監督時の中垣内祐一氏=2007年3月、福井市の県営体育館

 バレーボール男子の日本代表監督に福井市出身の中垣内祐一氏が決まった25日、福井県バレーボール協会の松崎晃治会長は「全日本の監督はなかなかなれるものではない。うれしいし、福井の誇りだ」と喜んだ。

 中垣内氏が大学生のときに北信越国体の福井県チームで一緒にプレーした経験もあり、思い入れは特に強い。「東京五輪に向けた大事な時期。素晴らしい選手を育てて、ぜひ頑張ってもらいたい」と大きな期待を込めた。

 中垣内氏の父一夫さん(76)=福井市=は「責任が大きい仕事。選手とは違うので成績が残せるか正直心配」と親心を見せた。東京五輪を見据え、日本男子バレーの再建を託されており、「世界に比べると、体格で劣るが、ここ一番で力を発揮できる選手を育ててほしい」とエールを送った。

 ■清水邦広決意、ともに「頑張る」

 日本代表のエースを務めてきた同郷の清水邦広(福井工大福井高出身、パナソニック)は「同じ福井県民としてすごくうれしい。一生懸命アピールして、全日本に選ばれるように一から頑張りたい」と決意を新たにした。

 選手の立場でコメントするのは難しいとしながらも「バレーの特色や戦術が変わって、中垣内さんの色になると思う。機能するように、選手側が良い働きをしないといけない」。ニッポン男子バレーの復活をともに担う覚悟を示した。

 東京五輪も視野に入るが、「自分は五輪を逃してきた立場。世界にどうしたら勝てるかを考えながら、まずプレミアリーグで結果を出す。1年、1年成長していきたい」と語った。

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