日本ツアーで演奏を披露する林小百合さん(左)=22日、福井市自然史博物館分館「セーレンプラネット」

 スウェーデン・ストックホルムのノーベル博物館の依頼を受け、現地在住で福井県永平寺町出身の音楽家、林小百合さん(28)が大隅良典・東京工業大栄誉教授が受賞したノーベル医学生理学賞をイメージした曲を作ることが22日、分かった。授賞式に合わせ同館で開かれる特別展示で披露される予定。

 大隅氏は、細胞が自分のタンパク質を分解してリサイクルする「オートファジー(自食作用)」と呼ばれる仕組みを解明した。林さんによると、オートファジーをイメージした曲を2週間ほどかけて3人で作る予定で、「大隅さんから直接研究の話を聞いてイメージを膨らませたい」と話している。

 林さんは2014、15年にも同博物館の依頼でノーベル平和賞をイメージした曲を作り、披露している。

 林さんは、スウェーデン在住のアーティストとつくるパフォーマンスグループ「indigolily(インディゴリリー)」の日本ツアーで来日中。22日は福井市自然史博物館分館「セーレンプラネット」で公演を行った。音楽や映像、ダンス、朗読などを融合させた独創的なステージを繰り広げ、林さんは「地元公演で観客も温かかった」と振り返った。

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