選手、監督らに無償提供される「ふくいおもてな水」=7月12日、福井県福井市順化1丁目の福井パレスホテル

 福井しあわせ元気国体・福井しあわせ元気大会(全国障害者スポーツ大会=障スポ)で全国から集まる選手らをもてなそうと、福井県福井市は市内の宿泊施設でペットボトル入り水道水「ふくいおもてな水(すい)」約3万本(1本350ミリリットル)を無償提供する。市ガス・水道お客様課の担当者は「おもてな水を力水として、水を得た魚のように活躍してほしい。福井の食をPRするきっかけにもなれば」と期待を込める。

 おもてな水は九頭竜浄水場で採水した市の水道水で、市が2014年から販売している。製造過程で適度なミネラル分を残したまま消毒用残留塩素が取り除かれるため、天然水に近いまろやかな口当たりが特徴。ラベルには大会のロゴマークや公式マスコットはぴりゅうのほか、一乗谷朝倉氏遺跡や養浩館庭園などの観光地、ソースかつ丼やおろしそば、越前がになど名産品のイラストが描かれている。

 9~10月の会期中、市内約50の宿泊施設を利用する選手、監督、関係者らにウエルカムドリンクとして2本ずつ提供する。

 また、国体や障スポの開会に合わせて計3日間ハピテラスで開かれるおもてなしイベントや、市内で3競技が行われるデモンストレーションスポーツの会場でも計約1800本を配る。

 同課の大杉幸弘さんは「福井にはいろんなおいしい食べ物があるが、全てはこの水から生まれている。福井市のおいしい水を飲んで、グルメも味わってほしい」。おもてな水を配る福井パレスホテル(順化1丁目)の土田耕一代表取締役は「おもてなしにぴったりの名前。福井を楽しんでもらうきっかけになれば」と話している。
 

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