敦賀の食は世界一—。JR直流化開業を受け、福井県敦賀市を訪れた人に地元のうまい食をアピールしようと、グルメで知られるタレント、村野武範さんとともに”一押し”の飲食店をめぐる「海道グルメ食べ歩き」が二十二日、市街地商店街を舞台に行われた。関西から訪れた約三十人の観光客が村野さんと魚やソースカツ丼など敦賀名物の味を堪能。食談議に花を咲かせた。

 新快速で同市を訪れた観光客を対象に参加者を募った。コースは市内四つの商店街が選んだ代表店四店で水産加工食品、ラーメン、お菓子、ソースカツ丼の各店。一行は村野さんの「食べ歩き、いってきまーす」の掛け声とともにJR敦賀駅前広場を出発した。

 最初に訪れた駅前の鮮魚店では「小鯛の笹包み」と「甘鯛の西京漬け」が出され、店主が「添加物を使わない自然のおいしさ」とアピール。村野さんは早速口に運び「ほろほろとして口の中で溶けるよう。味もしっかりしていてこれはうまい」などと絶妙な言い回しで絶賛した。

 この後も、とんこつしょうゆベースのラーメンや敦賀名産の昆布をいれたサブレ、ソースカツ丼のソースのうまみなど、敦賀を代表する味が村野さんと一行をうならせた。

 大津市から来た岩崎陽子さん(63)は「ソースカツ丼は生まれて初めて食べたが、とてもおいしい。直流化でこれからは気軽に来られるので、今度は家族みんなで来たい」と話していた。

 食べ歩きを終えた村野さんは一つ一つの食の魅力を解説した上で「全国を回っているが敦賀の食は世界一。すばらしい景色や人情もあり、とても満喫できた」と講評した。

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