福井県敦賀市がJR直流化開業に合わせて、北陸線沿いの休耕田に植え込んだコスモス約十八万本が見事に咲き、十九日には特急などの間を縫って試験運転の新快速電車がコスモス畑沿いを疾走した。

 敦賀市は二十一日からの直流化開業に向け、京阪神からの観光客を出迎える景観整備の一環として「花の里づくり事業」を推進。開業に合わせて開花するよう、農家組合の協力を得て休耕田千八百平方メートルにコスモスを栽培した。

 同線沿線の道口区をはじめ、同市原の名刹(めいさつ)西福寺付近など、敦賀を訪れる観光客の目に触れやすい四カ所に計約二百万本を植え込み、いずれも見ごろを迎えている。

 開業当日は、午前九時五十一分敦賀駅着の新快速一番列車到着に合わせて同駅ホームで式典が行われ、駅前広場や金ケ崎緑地など市内各地で若狭路の魅力を発信する盛りだくさんのイベントが繰り広げられる。