応援協定を結び握手する(左から)大塚製薬の大柳金沢支店長、県の清水安全環境部長、西日本段ボール工業組合の丹羽副理事長=17日、福井県庁

 災害時に段ボールベッドや飲料、食料の供給を円滑に受けるため、福井県は17日、西日本段ボール工業組合(事務局大阪市)、大塚製薬金沢支店(金沢市)と応援協定を結んだ。

 災害時の避難所では、避難者が床で雑魚寝のような生活を強いられ、ちりやほこりを吸い込んでかぜやぜんそくになる場合がある。水分を十分に取れず、体を動かす機会が減り、エコノミークラス症候群につながる血栓(血の塊)もできやすくなる。段ボールベッドは、こうした健康被害の予防に効果があるとされる。

 同組合は、災害時に県の要請を受け、ベッドのほか、間仕切りや簡易トイレなどの段ボール製品を供給する。同支店は応急生活物資としてカロリーメイト、ポカリスエットなどを供給する。

 福井県庁で締結式があり、同組合の丹羽俊雄副理事長、同社の大柳光晴金沢支店長と県の清水英男安全環境部長が協定書を交わした。丹羽、大柳両氏は「有事に迅速に対応できるよう連絡、供給の体制を整えたい」などとあいさつした。

 県が企業、団体と結んでいる災害時応援協定は計101件になった。

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