三好輝明八段

 競技かるたの第63期名人位戦西日本予選は16日、大津市の近江神宮勧学館で行われ、福井県越前市の三好輝明八段(33)=福井渚会=が優勝した。11月20日に都内で行われる挑戦者決定戦の出場権を獲得した。

 福井県勢10人を含む41人がトーナメントを争った。

 三好八段は決勝で、前名人の岸田諭八段(兵庫県・篠山かるた協会)と対戦した。中盤に三好八段が2回お手つき。これを機にじわじわと差を広げられ一時4、5枚差とされたが、今度は岸田八段がお手つき。三好八段は岸田八段が守勢に入ったのを感じ取り、一気に攻め立てた。残り7枚で追い付くと、最後は鮮やかな4連取。5枚差で勝利した。

 挑戦者決定戦は、東日本予選の優勝者と2勝先取の3回戦制で戦う。三好八段が勝てば、2012年以来4度目の名人位戦挑戦となり、同じく渚会で現名人の川崎文義八段(28)=越前市=に挑むことになる。三好八段は「目標は県勢対決を制しての名人位獲得。挑戦者決定戦はそのステップの一つ。油断せず気を引き締めて臨みたい」と意気込んだ。

 また、この日は同会場で第61期クイーン位戦西日本予選も行われ、県勢は準々決勝進出が最高だった。

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