福井工大福井―富山東 5回裏福井工大福井無死一塁、山岸旭が2ランを放ち6-1とする=松本市野球場

 第135回北信越地区高校野球大会は16日、長野県内2会場で準々決勝4試合を行い、福井工大福井が4強入りした。 

 福井工大福井は初回と五回に集中打で得点を重ね、大勝。4番山岸旭がサイクル安打を達成し5打点の大活躍。投げては先発加藤功海が1失点と富山東を封じ込めた。大須賀康浩監督は「非常にいい形で点を取れた」と振り返った。

 山岸は4番にふさわしい打撃をみせた。「全部真っすぐに絞っていた」とこの日は全て直球をしっかりと捉えた。「自分のスイングをするだけ。とにかく勝つため必死だった」とサイクル安打の偉業にもクールだった。

 初回、1死一、二塁。高めに浮いたところを中越えへ2点適時三塁打。第二打席も1ボールから振り切り、左翼線へ二塁打を放った。五回無死一塁の第3打席。追い込まれても自分のスイングは崩れなかった。打球は左中間へぐんぐんと伸び、2点本塁打。「完璧。気持ちよかった」と自画自賛の公式戦初本塁打だった。第4打席は遊撃強襲の内野安打を放った。

 指揮官は山岸を「コンパクトでスイングが速く、捉える能力が高い。長打力を持ちながらも雑な部分が全くない」と絶賛する。

 「甲子園も目標だが、神宮を目指している。一戦一戦目の前の相手を倒したい」と山岸。身長181センチ、79キロと恵まれた体格の頼れる4番に気の緩みは見られない。

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