地域おこし協力隊員が作ったさばーぐ丼=福井県美浜町生涯学習センターなびあす

 福井県内で活動する地域おこし協力隊員がサバやウメなど各地の特産品をふんだんに使った新メニュー「さばーぐ丼」を考案し、美浜町生涯学習センターなびあすで試食会を開いた。隊員約20人のアイデアが結集した一品で、今後イベントなどで販売する。

 県内では、現在50人の地域おこし協力隊員が活動している。活動の幅を広げてもらおうと県が昨年度から隊員同士の連携を促し、約20人がイベントなどで特産品を販売してきた。今回は地域の魅力をさらに発信しようと取り組んだ。

 さばーぐ丼は福井梅を使った練りウメご飯の上にサバのハンバーグをのせた。臭みの少ないサバの缶詰めをベースにし、ヘルシーに仕上げるためにおからをつなぎに使った。坂井市三国町の特産「花らっきょ」のシャキシャキした食感を楽しめるタルタルソースと、小浜市の伝統野菜「谷田部ネギ」の甘みを生かしたミソだれの2種類の味付けを楽しめる。

 嶺南の協力隊10人が手作りし、市町の職員らが試食。満足そうに頬張りながらも「もっとサバの香りを前面に出してほしい」などの厳しい意見も出ていた。小浜市の地域おこし協力隊の橋本翔さん(28)は「改善を重ね、この料理をきっかけに多くの人に地域の魅力や歴史に興味を持ってもらいたい」と話していた。

 10月29、30日に小浜市で開かれる「鯖サミット」を皮切りに各イベントで「特産品コラボ 地おこ食堂」と銘打って販売する。

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