「政と官の在り方」をテーマに講演する文科省前事務次官の前川喜平氏=11日午後、東京都千代田区

 文部科学省前事務次官の前川喜平氏が11日、東京都内で「政と官の在り方」をテーマに講演した。加計学園問題を例に挙げ、安倍政権が行政を私物化していると指摘し「官邸に権力が集中し省庁の上位機関となっている。立法府や司法府、教育、メディアも牛耳られつつある」と分析した。

 前川氏は、加計学園の獣医学部新設は「不公正、不公平、不透明」に決まったと強調。2015年に安倍晋三首相と加計孝太郎理事長が面会した、との説明は虚偽とする学園側の主張を「幼稚園児でも分かるうそ」と断じた。

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