リオデジャネイロ五輪の新聞記事を切り抜き、新聞の活用法を体験する参加者=15日、福井新聞社・プレス21

 福井県内の教員に新聞を活用した教育への理解を深めてもらおうと、県NIE教育研究会は15日、福井新聞社・プレス21で「NIEセミナー」を開いた。講師としてNIEアドバイザーで、京都文教大の橋本祥夫准教授を招き、NIEを日常化(カリキュラム化)し、これからの時代に求められる資質、能力を高める考え方を学んだ。

 小中学校教員や福井県教育委員会職員11人が参加した。橋本准教授は次期学習指導要領に、各学校が独自に指導内容を考える「カリキュラム・マネジメント」の実施が盛り込まれると指摘。「従来の画一的な指導内容ではなく、どのような資質、能力を育てるのかを考えた内容にすることが重要になる」と、今後の教育の在り方を説明した。

 NIEの日常化に向けて、教科にとらわれず、朝学習に新聞を読んだり、記事をスクラップしたりすることを提案し、主体性や思考力の向上につながると紹介。「カリキュラムは柔軟で固定化させず、どの学校でもできるモデルがいい」と強調した。

 セミナーでは、福井市豊小の中谷幸子教諭による、新聞記事を切り抜き一枚の紙にまとめる「切り抜き新聞」作りのワークショップも行われた。四つのグループに分かれ、リオデジャネイロ五輪の新聞記事を題材に取り組んだ。

関連記事
あわせて読みたい