有珠山の噴火を想定し救護訓練を行う自衛隊員=11日、北海道伊達市

 陸上自衛隊第7師団(北海道千歳市)は10、11両日、道西部の活火山、有珠山の噴火を想定し、伊達市など周辺自治体で災害対処訓練を実施した。隊員約200人が参加して危険な地域でどのように展開するか確認し、装甲車を使った住民輸送訓練も初めて行った。

 有珠山は20〜50年程度の周期で噴火を繰り返している。地震など前兆を伴うのが特徴で、2000年の噴火では事前避難により人的被害はなかった。今回の訓練はこれまでの噴火を参考に、地震発生から噴火までの32時間を想定。洞爺湖町と壮瞥町に装甲車計4台を配置し、大きな被害が予想される地域から避難場所まで町職員らを運んだ。

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