仏像をモチーフにしたメークと衣装でまちを歩く参加者=15日、福井市大手3丁目

 仏像のようなメークをしてまちなかを練り歩くイベントが15日、福井市立郷土歴史博物館などで行われた。同館で開かれている秋季特別展「福井の仏像—白山を仰ぐ人々と仏たち」(福井新聞社共催、11月23日まで)の関連事業で、県内の男女22人が参加。館内で青や赤の色鮮やかなメークを目元に施し、市街地へ繰り出した。

 大勢の人に仏像のメーキャップをするプロジェクトに取り組む女性美術作家、TETTAさん(34)=神奈川県在住=が講師となり、化粧のポイントなどを伝授。「飛鳥時代から平安時代の仏像を参考に発案した」(TETTAさん)というメークを終えると、参加者は宝冠や衣装を身に着け、博物館とJR福井駅西口の約700メートルを往復した。

 一行は、道行く人から「きれいな仏像が歩いてるね」などと驚かれながら駅西口に向かった。駅西口広場では、ビル群や恐竜のモニュメントを背景に記念撮影。さまざまな時代のシンボルが共演する不思議な空間を演出し、一層注目を集めていた。

 参加した与坂美鈴さん(28)=福井県鯖江市=は「すごく見られましたが、悪くない気分です」と楽しんでいた。

関連記事