弁護士から訴訟について説明を受ける被害者=15日、福井市の県国際交流会館

 福井市の刀剣業者、勝山剣光堂の代表取締役が業務上横領などの容疑で逮捕された事件で、福井県内外の刀剣愛好家らでつくる被害者の会が15日、福井市の県国際交流会館で初の総会を開いた。被害者約20人が参加。刀剣などの返還や損害賠償の請求について、弁護士が進め方を説明したほか、個別相談を受けた。同会では提訴など近く方針を固めたいとしている。

 同会の活動に協力している久田(きゅうでん)浩誌(京都府)、西村雄大(大阪府)の両弁護士が、法的手続きなどを説明した。被害者からは「刑事事件の影響は」「警察が押収した刀剣はどうなるのか」など質問が相次いだ。

 同会の事務局長で社会問題被害者救済センター(福井市)の村内光晴代表は「容疑者は身勝手な主張を繰り返し逃げ切ろうとしているようだが、そうはさせない」としている。同日、同センターの設立総会もあり、犯罪や不法行為の被害者に対する相談活動など活動方針を決めた。

 同会の会員数は現在約40人。問い合わせは村内代表=電話0778(44)7752(平日午前9時〜午後5時)。

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