福井大は十六日、現職教員の資質向上や即戦力となる新人教員養成のための「教職大学院」を、二○○八年四月を目標に設置する方針を明らかにした。文部科学省や県教委との協議を重ね、早ければ年内にも具体案をまとめたいとしている。

 同日、学外の有識者らが参加する経営協議会で大学側が構想案を示した。同協議会は福井市の文京キャンパスで非公開で開かれた。

 福井大には現在、大学院教育学研究科として「学校教育専攻」(十六人)、「障害児教育専攻」(八人)、「教科教育専攻」(四十三人)の三専攻がある。構想案によると、教職大学院は「学校改革専攻(仮称)」として創設。現職教員を受け入れる一方、教職を目指す学生の実践力を高める。三十人前後の定員を想定している。学校教育専攻と障害児教育専攻を一本化して「学校教育専攻」を設けるため、三専攻は変わらない。

 文科省は、大学院設置基準など法改正の検討に入っており、○七年度から設置申請を受け付けるとみられる。福井大は受け付け開始に合わせて申請したいとしている。