福井県教委は7日、2017年度の公立学校教員採用試験の結果を発表した。県内で初めて教員免許を持たない民間出身の男性1人が内定した。特別選考「教育エキスパート」英語教育分野の採用枠。

 県教委によると、内定した男性は企業などに勤務経験があり、今後あらためて面接などを行い、教員としての適性やこれまでの実績を審査して特別免許を交付する。県教委は17年度試験から「教育エキスパート」を教員免許の有無を問わない形に変更し、民間企業などから専門知識・技能を持つ人材を募っていた。教育エキスパートには、中高数学などの専門教育分野と英語教育分野に計6人が試験に臨み、英語教育分野の2人が内定した。英語による作文や面接を通過した。

 県学校振興課の担当者は「民間のさまざまな知識や経験を生かし、教育現場の新しい力になることを期待している。多様な人材を確保し、これからの時代に通用する児童生徒を育てたい」と話している。

 特別選考を含め、一般教諭は233人(16年度比18人増)が内定した。養護教諭は15人(同2人増)、栄養教諭は5人(同2人増)がそれぞれ内定し、計253人の受験番号を同日、県のホームページに掲載した。

 一般教諭の内定者の内訳は小学校110人、中高英語20人、中高数学と同理科各16人、中高国語と同社会各14人など。受験者は944人(16年度比24人減)で倍率は4・1倍(同0・4ポイント減)。併願を含めると延べ1083人(同235人減)となり、倍率は4・6倍(同1・5ポイント減)だった。

 養護教諭の受験者は75人(同18人増)で倍率5・0倍(同0・6ポイント増)、栄養教諭の受験者は16年度と同じ32人で倍率6・4倍(同4・3ポイント減)だった。

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