避難所で心配そうに過ごす住民=7月5日午後8時10分ごろ、福井県越前市武生西小

 福井県内では、大雨の影響で河川が氾濫危険水位を超えるなどしたため、7月5日夜に越前市と鯖江市、7日に越前町と高浜町のそれぞれ一部地域に避難指示が出された。県危機対策・防災課によると、対象は4市町で計3568世帯、1万933人だったが、実際に避難したのは最大計364人にとどまり、大半の住民は避難していなかった。

 1506世帯、4096人に避難指示を出した鯖江市では最大164人が避難した。同市防災危機管理課は「詳細な数字は調査中。今後分析し課題を洗い出したい」とした。越前市は1554世帯、5291人に指示を出したが、避難したのは最大47人。同市を管轄する南越消防組合の担当者は「前も大丈夫だったから今回も大丈夫と思っている人が多かったのではないか」とし「防災訓練や講習会を通し自分の身は自分で守るという防災意識の向上を図っていきたい」と話していた。
 

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