11月6日に開通する県道勝山インター線。えちぜん鉄道の線路をくぐり(中央手前)、勝山恐竜橋へとつながる=4日、福井県勝山市遅羽町比島(県奥越土木事務所提供)

11月6日に開通する福井県勝山市の県道勝山インター線

 福井県と同県勝山市は4日、中部縦貫自動車道勝山インターチェンジ(IC)から福井県立恐竜博物館やスキージャム勝山への新アクセス道路として建設を進めている同市の県道「勝山インター線(1・3キロ区間)」を11月6日に供用開始すると発表した。九頭竜川に架かる新橋「勝山恐竜橋」を通り、観光客が市街地に入る新たなルートにもなる。橋のたもとには道の駅の整備が計画され、勝山観光の玄関口となる。

 県が1995年から20年越しで整備を進めていた。総延長は片側1車線2・1キロで、うち鹿谷町本郷から同町発坂までの800メートルは2002年から供用されている。総事業費は約55億円。

 これまで中部縦貫道から県立恐竜博物館に行くには、勝山ICから鹿谷町発坂、保田の集落を抜け、荒鹿橋を渡って国道416号を通るのが一般的だった。

 インター線は勝山ICから集落に入らず、発坂から山際に沿って道路を整備。遅羽町比島から勝山恐竜橋を渡って荒土町松ケ崎の市街地へと入る。えちぜん鉄道線路下を道路がくぐる構造のため踏切がないほか、道路、橋の幅も広く時間短縮効果もある。県では1日当たりの車の交通量を8700台と予想している。

 市内の九頭竜川に架かる橋としては7番目になる勝山恐竜橋は全長264・5メートル。橋の出入り口4カ所には恐竜の卵をデザインした親柱が設置される。

 橋の北詰に計画されている道の駅「恐竜渓谷ジオパーク(仮称)」は2020年度の完成を目指している。

 開通日には記念イベントが予定され、午後2時25分から橋の渡り初めが行われる。供用開始は同4時半から。

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