アートプランター展でグランプリに輝いた伊豆蔵さんと作品「Fukui Botanical building」=2日、福井市中央1丁目のサンロード北の庄通り

 独創的な植物のプランターを公募し商店街を彩る「アートプランター展」が2日、福井市中央1丁目のサンロード北の庄通りで始まった。恐竜などの福井らしさや芸術性を表現した個性豊かな30点が競演。買い物客らによる人気投票が行われ、グランプリに伊豆蔵真由子さん(40)=福井県あわら市=の作品「Fukui Botanical building」が選ばれた。

 同日、JR福井駅西口周辺で開幕した「フクイ夢アート2016」(福井新聞社共催)の一環。一般社団法人「美のまち」が初企画し、同市と共同で開いた。芸術的なプランターを飾って“オンリーワン”の商店街通りをアピールし、散策客を呼び込む狙い。

 通りの両脇には、福井県内のアーティストや一般から公募した作品を一定間隔で展示。近くの柴田神社ゆかりの「お市」を鉢の周りに描いた作品や、貝殻と植物を組み合わせて海中をイメージしたもの、カクテルグラスやハイヒール、傘などをプランターに使ったユニークな作品が並ぶ。

 投票に参加した買い物客らは1点1点じっくりと眺め、お気に入りの作品に1票を投じていた。

 グランプリに輝いた伊豆蔵さんの作品は、投票約300票のうち50票を集めた。荷物運搬に使う木製パレットを立ててプランターとして使い、ツキトジなどの多肉植物やサボテン約50種類を配置。恐竜の置物を飾ったり、針金でつくった眼鏡枠をサボテンに掛けたりして「福井のビル」をテーマに創作した。

 伊豆蔵さんは「駅周辺は新幹線延伸を控えて雰囲気が変わってきている。将来の福井に、屋上に恐竜の庭園があるようなビルができたら面白いと思って作った」と話していた。

 準グランプリには横山勝さんの「メダカ」と、福井テレビの「ピンクリボン×イヤイヤちゃん」が選ばれた。同展は30日まで。

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