日本司法支援センター福井地方事務所(愛称・法テラス福井)が二日、福井市宝永四丁目の三井生命福井ビル二階に開所し、相談機関の紹介や犯罪被害者支援などの業務をスタートさせた。

 法テラス福井は、法的トラブルを抱える県民に適切な相談機関を紹介、”たらい回し”を防ぐのが主な役割。ドメスティック・バイオレンス(DV)などに悩む人のために弁護士を紹介する犯罪被害者支援、資金力の乏しい人に訴訟費用を立て替えたりする民事法律扶助などの業務も担う。

 事務所には事務スタッフ四人が常勤するほか、小島峰雄所長ら福井弁護士会の三人が非常勤で対応。相談機関を紹介する窓口には、司法書士ら十一人の専門職員が交代で一日一人常駐する。

 開所式には県内の法曹関係者約三十人が参加。小島所長、山川均福井弁護士会長、大渕敏和福井地裁・家裁所長、福井地検の勝丸充啓検事正ら八人が事務所前でテープカットし、開所を祝った。小島所長は「相談内容の見極めや緊急性を要する際の対応など、まだ手探りの状態だが、業務を円滑に進めていきたい」と話していた。