橋本左内と西郷隆盛のつながりを紹介した福井県の情報紙=福井県庁

 2018年のNHK大河ドラマが「西郷(せご)どん」に決まったことを受け福井県は、16日発行の情報紙「福井の幕末明治 歴史秘話第17号」で、西郷隆盛と県内の偉人との関わりを紹介する特集を始めた。由利公正を主人公とした福井県へのドラマ誘致は成就しなかったが、脚光を浴びる西郷どんをきっかけに、県内の偉人の認知度を高める考えだ。

 初回は、福井藩士橋本左内とのつながりを紹介している。安政2(1855)年12月の初対面時、左内は西郷に軽くあしらわれながらも国事に関する持論を展開。その見識に圧倒された西郷は非礼をわび、その後は親交を深めたことなどを記している。

 2人の結びつきの強さを物語るエピソードとして、西郷が自刃した際に左内からの手紙を携えていたことも盛り込んでいる。

 この情報紙は、18年大河ドラマ誘致の一環として県が今年1月に発刊。由利公正の知られざるエピソードを中心に掲載してきた。今回の特集は2〜3回程度を見込んでおり、左内のほか由利らについて紹介する予定。県ブランド営業課の担当者は「西郷隆盛とのつながりを浸透させて、18年大河ドラマに県内の偉人を出演させたい」と話している。

 情報紙は同課ホームページなどから入手できる。

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