政府は二十七日の臨時閣議で、各省庁の副大臣二十二人を決め、農林水産副大臣に福井県選出の山本拓衆院議員(自民・福井2区)が就任した。本県国会議員の副大臣起用は、第三次小泉内閣で国土交通副大臣を務めた松村龍二参院議員に次いで二人目。

 山本氏は前日に内閣府特命担当相に任命された高市早苗衆院議員(奈良2区)と夫婦で、安倍新内閣に参画する。

 急務の農政課題として、現在進んでいる農業改革を挙げ「地域の特色に合った農業を集落単位で提案してもらい、全国のモデルになるような政策を実現させたい」と述べ、”福井型の集約農業”を発信させていく考えを示した。

 また「国土や環境保全に必要な農業、新しいエネルギーに寄与する農業など、多様な農業を組み合わせ、トータルで農村地域の所得が確保できるモデル農業の確立を目指す」と説明。林業、水産業と合わせ「明るい第一次産業にしていきたい」と抱負を述べた。

 午後四時から皇居で認証式に臨み、官邸での副大臣初会議、初登庁、松岡農水相との面談や省幹部との顔合わせなどをこなした。

 山本氏は県議を二期務めた後、一九九○年の衆院選で自民党公認で初当選した。自由党、新進党を経て、二○○三年総選挙で自民党に復党、当選し現在四期目。衆院内閣委員会筆頭理事のほか、党副幹事長、北陸地方開発委員会委員長、繊維・ファッション産業政策小委員会委員長などを歴任した。

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