油谷光紀専務(左)から説明を聞きながら、ずらりと並んだランドセルを品定めする客=6月上旬、福井県福井市のバッグのあぶらやエルパ店

 同店を運営する山耕(越前市)の山田耕一郎社長は、ここ数年で牛革の商品の人気が高まっているとし「(購入時期が)ちょっと早すぎる。今年は7月初めにはピークになりそう」と予測する。

 一方、県内量販店は、業界シェアのほとんどを占める大手メーカーの商品を中心に展開している。手頃な価格の豊富なラインアップを前面に打ち出し、好きな色を選べ、軽さや収納力など機能性も優れている点をアピールする。

 アピタ福井大和田店(福井市)は、4月に予約展示会を行い、デザインや色を選べる商品を準備。奥島功治衣料副店長は「そこまで県内で(ラン活が)浸透している感じではないが、じわじわと予約が増えている」と話した。

 アル・プラザベル(同)でも予約を中心とした販売会を昨年より1カ月前倒しで開催。商品の種類を増やすなどして対応している。

 西武福井店(同)では、百貨店限定や人気ブランドの商品を用意。20万円を超えるものも引き合いがあるという。百貨店ランドセルアドバイザーの資格を持つ売り場担当者は「テレビなどでラン活が取り上げられて、慌ててしまう人もいるが、『これじゃないと』という物がなければ急ぐことはないと思う。各店を回って比較検討してみては」と話した。

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