増水により仮設の盛り土がえぐられ、公衆電話ボックスが滑り落ちた馬背川=7月6日午前8時15分ごろ、福井県美浜町竹波

 大雨の影響で、福井県内は7月6日もJRや高速道路を中心に交通の乱れが続き、県民の生活に影響した。7日にかけても、多いところで1時間に30ミリ程度の激しい雨が雷を伴って降る恐れがあり、福井地方気象台が警戒を呼び掛けている。

 県内市町の避難指示・勧告は6日午前に全て解除されたが、同日午後9時現在で越前町の一部に避難準備・高齢者等避難開始が出されている。県教委などによると、福井、大野、勝山市の計8小中学校と、県立・私立の計8高校が休校した。

 北陸自動車道は、木之本―敦賀インターチェンジ(IC)間の上下線で通行止めが続いた。国道8号に車が流入し、敦賀IC出口付近から滋賀県内にかけ、一時約16キロの渋滞が発生した。JR北陸線は、普通列車が福井―金沢間で一部運行したものの、ほぼ全ての特急が運休。小浜線、越美北線も終日ストップした。

 福井県内の4日午前2時から6日午後4時までの総雨量は、大野市九頭竜で255ミリ、坂井市三国と越前市武生で214ミリ、福井市美山で209ミリに達した。

 越前町の県道小曽原武生線が陥没で通行止めになったほか、美浜町竹波の馬背(まじょう)川が増水し仮設の盛り土が長さ20メートルにわたり大きくえぐられ、近くの電話ボックスが滑り落ちているのが見つかった。各地で地盤が緩んでいる可能性があり、福井地方気象台と県は大野市に土砂災害警戒情報を出している。

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