2017年6月から2018年5月までの「世界の季節ごとの異常気象」を気象庁のレポートから特徴的な事項をまとめました。

 異常気象の発生件数が最も多いのは9月から11月で21件。6月から8月は11件。12月から2月は10件。3月から5月は13件となっています。 異常気象の種類は高温が最も多く33件。低温は1件と少なく地球の温暖化を数値で表しています。

 多雨と大雨は14件に対して少雨は8件で、高温になれば蒸発量が増えて、その分降水量が多くなるのは当然のことと思います。多雨は期間中の総雨量です。大雨は集中的な豪雨で土砂崩れや洪水により多数の死者を出したものです。

 第1図は、異常気象の季節別件数です。第2図の死者数は、大雨や台風・ハリケーンなどにより当該行政機関が確認したものです。

■2017年6~8月

 高温は7件で、米国ユタ州ソルトレークシティーでは三か月平均気温が27.1℃で平年比プラス3.0℃でした。低温域は記録されていませんでした。多雨・大雨は3件でテキサツ州ヒューストンでは三か月降水量が1336mmで平年比391%でした。少雨は1件でウクライナ東部ポルタバで三か月降水量が54mmで平年比29%でした。


 南アジアからアフガニスタン北東部ては大雨により2600人を超す死者が、またシエラレオネ西部では地すべりにより500人以上が死亡したと伝えられました。

■2017年9月~11月

 この間の高温は13件で、ノルウェーのスバールバル諸島では三か月平均気温は0.6℃で平年比プラス4.6℃でした。低温を記録した所はありませんでした。

 多雨・大雨は5件で、ポーランドのワルシャワ/オケンツィエでは三か月降水量は255mmで平年比212%。少雨は3件でスペインのマドリード/バラハスでは三か月降水量が26mmで平年比19%。ベトナムでは台風や熱帯低気圧による大雨で190人以上が死亡しました。

■2017年12月~2018年2月

 この間の高温は6件で東シベリア東部のウエレンで三か月平均気温が-8.7℃で平年より10.2℃高くなりました。低温を記録したところはありませんでした。

 多雨は3件でマリ南部~ブルキナファン南部のガワでは三か月雨量が89mmで平年比890%。少雨は1件でアルゼンチン北東部モンテカセロスでは三か月雨量105mmで平年比22%。フィリピンでは台風26・27号による影響で220人が死亡しました。

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