シルバー青空賞を提供し、のど自慢のお年寄りを応援する青空日出夫さん(手前左)と受賞者の藤本誠さん(同右)=18日、福井市のリライム

 「歌好きお年寄りの力になりたい」—。福井県鯖江市の青空日出夫(本名・門田吉雄)さん(81)が、福井市で開かれるカラオケ大会で、70歳以上を対象に独自に創設した特別賞を贈り続け、18日の大会で節目の30回目となった。毎回出演するお年寄りの励みになっている。

 この大会は福井市のリライム主催の「のど自慢大会」(福井新聞社後援)。

 青空さんは音楽ボランティアグループ「青空会」代表。県内の福祉施設を慰問し歌や踊りを披露している。2010年、同大会に「シルバー青空賞」を創設、表彰式では自費で購入したトロフィーを贈っている。

 この日、70歳以上は6人が出場。「気持ちの入った元気な歌声を披露し、とにかく楽しんでいるかが“審査基準”」と青空さん。同賞に輝いた鯖江市の藤本誠さん(87)は「高齢者が挑める本格的なカラオケ大会は少なく、特別賞は目標になる」と笑顔だった。

 青空さんは「音楽は私の生きがい。同じような思いのお年寄りのため、大会への支援をささやかながら続けたい」と意欲を新たにしていた。

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