杉本博文町長(右)から町民栄誉賞を受け取り、笑顔を浮かべる徳南堅太選手=16日、池田町役場(福井県)

 4剣士、古里に凱旋(がいせん)—。リオデジャネイロ五輪フェンシングに出場した4選手が16日、それぞれの地元の役場や学校を訪れた。午後には母校の武生商業高校も訪問し、生徒たちの熱い声援を受けた。

 男子サーブル個人に出場した徳南堅太選手(29)の地元池田町(福井県)では、町役場で町民栄誉賞の授与式を開催。入り口で町職員が出迎え、徳南選手に花束を手渡した。

 式では、杉本博文町長が「堂々とした戦いを披露し、町民の誇りを高めてくれた。これまで通りに練習に励み、4年後の東京五輪にも出場してほしい」とあいさつ。表彰状を手渡した。

 徳南選手は「素晴らしい賞で、自分がいただけるとは思わなかった」と笑顔。五輪の試合当日に町内でパブリックビューイングが開かれたことに触れ「温かい応援のおかげで、試合では実力を100%出せた。これに満足せず、福井国体や東京五輪で町民、県民に感動を与えられる戦いをしたい」と感謝した。

 徳南選手は今後、疲労骨折した右すねの治療に専念する。「まずは体を完全にして来年以降に備えたい。東京五輪では現地に足を運び、メダルを取るところを直接見てほしい」と話していた。

 南越前町出身の青木千佳選手(26)は、母校の同町南条小を訪問。全校児童と教員約300人に対し、五輪での経験を振り返るとともに、夢に向かって努力することの大切さを伝えた。

 越前市出身でともに入賞を果たした佐藤希望(のぞみ)選手(30)と見延和靖選手(29)は、県フェンシング協会の宮本俊会長、2人の高校時代の恩師諸江克昭さん(現武生高監督)とともに市役所を訪問。ロビーでは市職員らの出迎えを受け、花束が贈られた。

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