卒業式向けの着物を選ぶ女子学生たち=7月5日、福井大学文京キャンパス

 心は早くも卒業式―。来年3月の卒業式用の貸衣装の予約会が7月5日、福井県福井市の福井大文京キャンパスであった。本番にはまだ半年以上あるが、人生の節目を彩る晴れ舞台の準備とあって、受け付け開始と同時に多くの学生が来場。所狭しと並ぶ小袖やはかまからお気に入りの1着を選んでいた。

 福井大生協が例年7、10、11月に計4回開いている。会場には彩り豊かな小袖やはかまそれぞれ約100着が並べられ、華やかな空間に。訪れた学生たちは、鏡の前で着物を合わせながら、スタッフと「どっちの色にしようかな」「この柄がいい」などと楽しそうに会話を交わしていた。

 友人と訪れていた工学部4年の山口優里さん(22)は「社会人になる前にかわいいものを着ておきたいと思っていたので、決められてよかった」と満足そうに話した。担当者によると、近年は小袖は古典柄、はかまは刺しゅう入りのものが人気という。

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