福井県内初進出となるスーパーホテルの建設予定地=越前市蓬莱町

 全国にビジネスホテルを展開する「スーパーホテル」(本社大阪府大阪市)が2019年11月に福井県内初進出となるホテルを越前市蓬莱町にオープンさせることが7月5日、分かった。ホテル建設は市観光協会長を務めるオノダニグループ(同市)の三村義雄社主(93)が個人的に出資する管理会社が担い、スーパーホテル側に賃貸する。誘致から取り組んだ三村氏は「まちなかの活性化に貢献したい」と話している。

 JR武生駅近くの店舗跡などの敷地約1300平方メートルに建設する。鉄筋コンクリート9階建て全108室。北陸ではスーパーホテル高岡駅南(富山県)に続く2施設目となる。9月着工を予定している。

 主にビジネス客の利用を見込み、客室はすべてシングルルームになる予定。1階にはフロントと朝食コーナー、2階には天然温泉を設ける。飲食店などのテナント入居の予定はなく、周辺商店街への波及効果が期待される。

 三村氏が2年前に土地を購入し、中心市街地の活性化の観点から誘致した。三村氏は「もう少し武生を明るくしないといけない。ホテルは人が集まるきっかけになる。中心市街地がにぎやかにならないとまちは発展しない」と誘致の意義を説明している。

 スーパーホテルは全国に126施設を展開中。越前市への進出について、同社の担当者は「越前市は企業集積地で出張客の利用が見込め、北陸新幹線開業による観光客も取り込める好立地。進出先のまちの活性化にも精いっぱい寄与させてもらいたい」と話している。

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