生きたまま捕獲し、水槽内に展示している大型クラゲ=14日、福井県坂井市の越前松島水族館

 日本海沖で今年発生が見られる大型クラゲ(エチゼンクラゲ)の生体展示が14日、福井県坂井市の越前松島水族館で始まった。泳ぐ姿を見るのは珍しいだけに来館者の目を引いていた。同水族館での大型クラゲの生体展示は大量発生した2009年以来。

 この日午後、地元の漁師が同水族館沖で見つけ捕獲した。水族館ではペンギン館と売店の間の屋外に、縦約80センチ、横約2メートル、深さ約80センチの水槽を設置して展示した。

 クラゲのかさの直径は約50センチ、重さは40〜50キロ。かさを広げたり縮めたりしながらゆっくり移動している。笹井清二展示課主任によると「これは小さい方。かさの直径が1メートル以上もざらです」という。兵庫県明石市から家族5人で訪れた鷲野楓(かえで)ちゃん(6)は「大きい、見たことない」と驚いた様子で眺めていた。

 大型クラゲは水槽内ではかさが傷んでくるため、生体展示は3日程度が限界。今後は捕獲したものを随時交換する。

 三国港機船底曳網漁業協同組合の濱出征勝組合長によると、日本海沖では昨年に比べ大型クラゲが見られるが、網の改良などで漁に影響はないという。

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