大麻取締法違反(所持)の罪に問われている福井県大野市、元フリーアナウンサーで無職の佐々木愛(本名白嵜愛)被告(35)、同罪と同法違反(栽培)の罪に問われている夫の飲食店経営白嵜宏幸被告(43)の初公判が7月4日、福井地方裁判所(西谷大吾裁判官)であり、両被告は起訴内容を認めた。検察側は、佐々木被告が福井県内の民放局に勤めていた2009年ごろから大麻を使用していたと指摘した。

 ⇒フリーアナ、大麻所持疑いで逮捕

 佐々木被告は13年3月まで、福井県内の民放局にアナウンサーとして勤務、ニュースや情報番組などを担当していた。

 検察側は冒頭陳述で、白嵜被告は1998年ごろから大麻を使用するようになり、2006年ごろ栽培を始めたと指摘。09年ごろからは佐々木被告と同居していた自宅で栽培し、2人で使用していたとした。また、「バッズ」と呼ばれる花の塊部分を収穫、乾燥させてポリ袋に小分けし、冷蔵庫のチルドボックスの中や、弁当箱に入れて食器棚で保管していたとした。

 起訴状によると、両被告は共謀して今年5月16日、自宅で大麻を含む乾燥植物片15・171グラムを所持したとされる。白嵜被告は、昨年11月ごろから今年5月16日までの間、自宅で切り取った大麻草の枝をロックウールに挿し木して根付かせた上、照明器具で照射し、水や肥料を与えるなどして大麻草7株を育てたとされる。

 白嵜被告の弁護人は、栽培罪のみが成立すると主張した。

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