各地の新幹線や県内を走った蒸気機関車、特急列車などの作品が並ぶ写真展=1日、福井市の福井県立こども歴史文化館

作品の前で笑顔を見せる南正時さん

 福井県越前市出身の鉄道写真家、南正時さん(71)=東京都=の「鉄道写真展 蒸気機関車から新幹線まで」が9月9日まで、福井市の県立こども歴史文化館で開かれている。各地の新幹線車両や県内を走った懐かしい蒸気機関車、特急列車などを撮った61点が並び、愛好家らの目を楽しませている。

 南さんは50年以上、全国各地で鉄道を撮影してきた。エッセイストとしても知られ、鉄道や旅などに関する多数の著書がある。今回の写真展は子どもたちに南さんの活動を紹介し、鉄道に興味を持ってもらいたいと同館が企画した。

 1階に新幹線、3階に福井の鉄道関係の写真を展示。1階ではさっそうと走る北陸新幹線や、線路のゆがみや架線の状態を調べる車両「ドクターイエロー」など多彩な写真を見ることができる。旧国鉄の依頼で撮影したという、大井車両基地(東京)に9台が並ぶ貴重な一枚もある。

 3階には1969年に武生駅で撮影した蒸気機関車「D51」、77年の特急「雷鳥」、79年の寝台特急「日本海」などがずらり。新緑をバックにした越美北線や、北陸線の電気機関車などの近作も並ぶ。富山県射水市から旅行で訪れた男性(63)は「ほとんどの急行や特急に乗ったことがあり、とても懐かしい。新幹線が福井県まで通ったら、また旅行に来たい」と感慨深げに話していた。

 8月14日午後2時から南さんのトークショー、同15日午後2時からギャラリートークがある。同14日には鉄道友の会福井支部による鉄道模型の展示もある。問い合わせは同館=電話0776(21)1500。

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