グローバルでローカルなインターネット時代

どんなことでも、スマホやパソコンですぐに検索する・できる時代です。天気予報、電車の時間、人気店の情報など、気になる情報はインターネットからなんでもすぐに手に入るようになりました。特に日本では、Yahoo!やGoogleといった大手の検索サイトからインターネット上のサイト・サービスにアクセスすることがほとんどで、インターネットで調べごとをすることを「Googleで検索すること」の略から「ググる」と呼ぶ人もたくさん(?)いるなど、日々の生活に根づいた習慣的な行動になっていると思います。

だけど、このインターネットで検索できる情報がすべて正しいとは限らないのが難しいところ。新聞社のようなちゃんとした会社から無名の個人まで誰でも自由に情報を書き込むことができる上に、その情報をチェックや修正するインターネットの番人や責任者のような人がいるわけではありません。「みんなでつくり、みんなでよくして、みんなで使う」という公共的だけど自己責任的な世界がひろがっているのです。

昨年度、鯖江市ではまちに関するインターネット上の情報を正しくて調べやすいものにしていこうという事業「ググれるまちさばえプロジェクト」がはじまり、ゆるパブリックが受託・運営することになりました。まちに関する情報といってもいろいろあるわけですが、例えば、Googleの検索サイトや地図サービスでは、飲食店などの基本情報(営業時間や店内写真など)を簡単に調べることができます。観光客だけでなく、地元の人にとっても重要な情報です。だけど、必ずしも店主や責任者が自分で掲載・管理しているわけでなく、インターネット上のいろいろなデータをシステムが自動で集めて編集しているため、内容が間違っていることもよくあります。表示された営業時間をあてにしてお店に行ったらもう閉まっていた、ガッカリだよ、という声をよく耳にします。

Google社に相談したところ、それを地元の店主たちが自分で修正・充実できるようにサポートしていく活動を地方のまちにひろめていきたい、という話になり、Google社が始めたばかりの「DMOパートナーシッププログラム」という地方サポート制度に日本で初めて参加することになりました。これによって、お店の情報を修正・更新するために必要な手続きを簡単に行うことができるようになり、インターネット操作などが苦手な店主の方からも気軽に相談してもらえる環境が整いました。

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