「同じ日になるなんて何かのご縁かも」—。紀子さまが出産された病院と名称が共通する福井愛育病院(福井市)で、六日午前中に二人の男児が誕生した。「みなさんが、自分の子どものことも一緒に祝ってくれているようで、うれしいです」と、二人の母親は二重の喜びに、幸せいっぱいの笑顔を浮かべた。

 紀子さまのご出産から約一時間二十分後の午前九時四十八分に、二千五百九十四グラムの長男を出産したのは同市の主婦(34)。女性は十三日に帝王切開を予定していたが、体調を崩して、偶然この日の帝王切開となった。

 女性の誕生日は愛子さまと同じ十二月一日。「親子で皇室の方と同じ誕生日なんて、ただびっくりするだけです。何かご縁があるのかしら」と話し、抱きかかえたわが子を優しげな表情で見つめていた。

 同市の看護師の女性(22)は、午前二時十分に長男を出産。予定日は五日だったが、陣痛が始まったのが同日午後七時ごろで、六日になって三千四百八十八グラムの元気な赤ちゃんを出産した。

 紀子さまのご出産は午前九時ごろ、分娩(ぶんべん)室で横になっていたときに看護師から知らされた。「おめでとうございます、と声を掛けられた。紀子さまのお子さんと同じように、元気に育ってくれればうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

 看護師の女性自身は九月八日生まれ。夫と二人で、自分の誕生日か、紀子さまのご出産日のどちらかに重なることを期待していたという。「望みがかなったようでよかったです」と喜んでいた。

 病室には女性の両親も駆けつけ、母親は「テレビを見ているとみんながお祝いをして、まるで自分の孫を祝ってくれているよう」と娘の頑張りに目を細めていた。

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