出版100周年を迎えた「茶の本」を著した福井藩出身の美術指導者・岡倉天心。東大で政治学、理財学を学び、卒論は2カ月かけて「国家論」を書き上げた。ところが、前年結婚した妻がヒステリーで論文を燃やしてしまい、仕方なく締め切りまでの2週間で、英文の「美術論」を仕上げ提出した。卒業時の成績は下から2番目だったとのエピソードが残っている。