関電配備 傷病者搬送を迅速化

 関西電力は三十日までに美浜、大飯、高浜の各原発に救急車両を配備した。一日から運用を開始。一昨年八月の美浜原発3号機死傷事故の教訓を踏まえ、構内傷病者の搬送迅速化を図る。

 事故の再発防止対策の中で挙げた県のエネルギー研究開発拠点化計画に対する協力の一環。高度医療施設整備や医師確保などとともに、救急車配備を計画していた。

 各発電所に一台ずつを配備し、携帯用酸素蘇生(そせい)器や電動吸引器、半自動式除細動器などを備える。搬送時は構内に常駐している産業医か看護師が同乗する。

 既に救急車を使った患者搬送についてマニュアルを作成。今後、地元消防機関と協議しながら搬送訓練を実施する。関電は「今後も発電所の安全、安定運転に努めるとともに、拠点化計画の具体化に向け、地域の一員として積極的に取り組んでいく」としている。

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