越前市議選候補の応援で来県し、支持者と握手する立憲民主党の福山哲郎幹事長(中央)=7月1日、福井県同市芝原4丁目

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は7月1日、福井県の越前市議会議員選挙(越前市議選)に出馬した同党の公認候補応援のため同市内で演説した。同党が県内選挙で候補を擁立するのは初めて。党綱領に掲げる「草の根からの民主主義」を強調し、記者団に「(各都道府県の地方組織の数を)秋口までに30台半ばにしたい」と地方での党勢拡大に意欲を示した。

 野党第一党の幹事長が市議選候補の応援に訪れるのはまれ。同党は来年の統一地方選や参院選を見据え、幹部の全国行脚を活発化させており、福山氏は6月17日に福井市内で開いた党県連合の事実上の旗揚げ集会に続く来県となった。

 越前市議選告示日に来県した福山氏は「草の根からの民主主義、ボトムアップの政治をつくりたいと言っている枝野幸男代表の下で市会議員は一番大切。市民と行政に近いところにいる」と、地方重視の姿勢を強調。旗揚げ集会に続いて「7~8月に党県連合の(正式な)立ち上げの会をさせてもらいたい」と沿道の聴衆に訴えた。

 記者団には「市議選は一番住民に近い、草の根の最も大切な選挙と位置づけている」と説明。現在26都道府県に立ち上がっている地方組織を「秋口までには30台半ばにしていきたい。そうでないと来年の統一地方選、参院選の候補者擁立もなかなかうまくいかない」と述べ、福井県内においても党県連合の設立を弾みに、野党連携を視野に候補者擁立の動きを加速させていくとした。

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