福井市は11月から、市内の保育施設で園児の急な発熱などの際に、病児保育施設の看護師が保護者に代わって迎えに行き一時預かる「病児保育施設送迎サービス事業」を始める。保護者の子育てと仕事の両立を支援する。市、県によると、病児の送迎サービスを県内自治体が行うのは初めて。

 東村新一福井市長が22日、市役所で開かれた会見で発表した。9月補正予算案に288万8千円を計上。国、県からそれぞれ96万2千円の補助を受ける。

 病児保育施設がある同市新保2丁目の福井愛育病院に事業を委託する。サービスの対象は市内在住で、市内の保育園、幼稚園、認定こども園に在籍している1歳以上の未就学児。事前に市子育て支援室に利用登録が必要となる。

 利用したい場合は、保護者が同病院に連絡。看護師がタクシーで保育施設に駆け付け、園児を同病院に送り届ける。タクシー代は保護者の負担となる。利用申し込みが重なった場合は順次送迎する。11月から来年3月末までに25件程度の利用を見込んでいる。

関連記事
あわせて読みたい