10月21日開業 京都、大阪へ直通

 敦賀までのJR北陸線・湖西線直流化が十月二十一日に開業するのに伴いJR西日本金沢支社は二十三日、新ダイヤを発表した。敦賀駅を発着する新快速電車は両線の上下線合わせて二十五本で、日中などを中心に京都・大阪までを直通運転する。これによって、湖西線では敦賀—京都間で下りが平均二十四分、上りが同九分短縮される。

 ダイヤ発表を受け、県は嶺南の各市町や商工団体、観光協会などとともに、開業記念事業に向けた準備を本格化する。西川知事は「嶺南地域を中心とした長年の念願が一歩実現に近づいた。関西や中京方面から多くの方々に訪れていただけるよう、地元市町とともに魅力ある地域づくりを進めていく」との談話を発表した。

 直流化するのは北陸線敦賀—長浜駅間(三八・二キロ)と湖西線近江塩津—永原駅間(五・八キロ)。開業から適用される新ダイヤによると、湖西線で十七本、北陸線で八本の新快速が運行する。

 新快速は敦賀発着時で四両編成が基本。湖西線は近江今津で連結、切り離しをし、京都、大阪発着は八両編成となる。この連結、切り離しの作業時間の違いによって、上下線の短縮時間が変わる。

 下りの場合、敦賀までは大阪からが二十一分短縮されて二時間一分に、京都からが二十四分短くなり一時間三十分となる。

 これに対し、上りは京都までが九分短縮され一時間三十五分、大阪までが二分短縮で二時間五分となる。

 敦賀の始発は午前六時十分。近江今津まで各駅に停車し近江舞子、京都、新大阪を経て大阪に同八時十七分に到着する。日中は一時間に一本程度の運行で、大阪発最終は午後六時二十二分。

 北陸線の新快速は敦賀始発が午前五時四十一分。米原まで各駅停車し京都、新大阪を経て大阪に同八時九分に到着する。大阪発最終は午後六時半。片道運賃は敦賀—京都間が千六百二十円、敦賀—大阪間が二千二百十円。

 直流化に合わせ、関西方面で走っている223系新快速車両と小浜線の125系直流車両が投入される。さらに十一月下旬には全国初の521系交直両用車両が福井まで走る。

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